「みその」の歴史

マリア像

社会福祉法人聖心の布教姉妹会は、家族とともに生活することができない児童を兄弟姉妹として受け入れ「互いに愛し合いなさい。私があなたたちを愛したように、あなたたちも互いに愛し合いなさい。」と十字架の上からご自分の命を与え愛の証をされた、このキリストの心を心として、一人一人を愛し、慈しみ育てることによって、児童の幸福をはかることを基本理念として、児童福祉施設を中心に、11都道府県に27の事業所を有するなど、全国広範囲に事業展開してきたが、平成20年4月1日、名古屋、岡山、呉、高知、米子、出雲に所在する11の児童福祉施設(児童養護施設・乳児院・保育所)について、社会福祉法人みその児童福祉会が経営を継承した。

創設

1920(大正9)年、時のカトリック新潟教区長ヨゼフ・ライネルス師は、秋田において、宣教司牧の手伝いをする邦人修道女会を望み、聖心の布教姉妹会を創立した。

当時、秋田県地方は、冷害のための凶作で、極度に貧困な家庭が多く、子供たちは必要最低限の養護にすら欠けていた。

1922(大正11)年に、ある1人の男性が病気の妻と幼児を抱えて途方に暮れているのを発見し、病人を看護する一方、会員の居室の一部を開放して幼児を引き取り養育したのが、今日の社会福祉法人聖心の布教姉妹会が設置する児童福祉施設の始まりである。

経営継承施設の設立

マリア園外観
昭和6年 岡山聖園子供の家
昭和29年 呉聖園マリア園
昭和13年 鳴海聖園天使園
昭和21年 鳴海みその園
昭和12年 米子聖園天使園
昭和44年 米子聖園ベビーホーム
昭和8年 米子聖園マリア園
昭和40年 出雲聖園マリア園
昭和16年 高知聖園天使園
昭和24年 高知聖園ベビーホーム
昭和15年 高知聖園マリア園

支部のあゆみ

みその児童福祉会について
ページ上部へ